千態万様
せんたいばんよう
名詞
標準
great diversity of form
文例 · 用例
人間は暗黒を好む動物にはあらざるなり、常久不滅の霊は其故郷を思慕して、或時に於て之に到着せん事を必するものにてあればこそ、今日に到るまで或は迷信に陥り、或は光明界に出で、宗教の形、哲学の式、千態万様の変遷を経たるなり。
— 北村透谷 『各人心宮内の秘宮』 青空文庫
千態万様の相に分れて、地殻は目まぐるしい変化を現じてはいるが、畢竟そこに見出されるものは、静止であり、結果であり、死に近づきつつあるものであり、奥行のない現象である。
— 有島武郎 『惜みなく愛は奪う』 青空文庫
常識では測れない、二一天作では割りきれない心的作用によって、千態万様に表われ来る所のものが「術」だと思うのであります。
— 北大路魯山人 『芸術的な書と非芸術的な書』 青空文庫
一 およそ小説の作風抒情を主とするもの、叙事に重を置くもの、客観的なるもの、主観的なるもの、空想的なるもの、写実的なるもの、千態万様、一々説明しがたしといへども、その価値は唯作者の人格にありといはば一言にして尽くべし。
— 永井荷風 『小説作法』 青空文庫
町内の伊勢屋のどら息子、貴賤老若、粋不粋、千態万様、さながら浮き世の走馬燈で、芋を洗うような雑沓。
— こけ猿の巻 『丹下左膳』 青空文庫
作例 · 標準
自然界には、千態万様の生物が存在し、それぞれが独自の進化を遂げている。
Illusions AI · gemini-2.5-flash-lite
この美術展では、千態万様の表現方法を用いた作品が展示されている。
Illusions AI · gemini-2.5-flash-lite
「まったく、世の中って千態万様だなあ。」と、彼は感嘆した。
Illusions AI · gemini-2.5-flash-lite