青鉛筆
あおえんぴつ
名詞
標準
文例 · 用例
今年はある目的があって、陸地測量部五万分一地形図を一枚一枚調べて河川の流路を青鉛筆で記入し、また山岳地方のいわゆる変形地を赤鉛筆で記入することをやっている。
— 寺田寅彦 『夏』 青空文庫
場所がらだけに、少なくも新聞の青鉛筆子や漫画子の材料にはなっていたかもしれない。
— 寺田寅彦 『池』 青空文庫
今見ると、Tの名前の上だけは、赤鉛筆に副へて青鉛筆でも濃く何本か棒が引かれてゐる。
— 中島敦 『かめれおん日記』 青空文庫
枕邊に懸けてある温度表を見ても、赤鉛筆や青鉛筆の線と星とが大抵赤線の下に少しづゝの曲折を示してゐるに過ぎない。
— 石川啄木 『郁雨に與ふ』 青空文庫
九月十一日 〔市ヶ谷刑務所の顕治宛 駒込林町より(青鉛筆書き 封書)〕 九月十一日 第十一信 きょうはひどく風が吹くので暑さが乾いて吹きとばされて居りますね。
— 一九三六年(昭和十一年) 『獄中への手紙』 青空文庫
」 中尉の出した紙切れには何か横文字の言葉が一つ、青鉛筆の痕を残している。
— 芥川龍之介 『文章』 青空文庫
保夫は、右手に青鉛筆を持ち、薄い仮綴じのものを読んでいる。
— 宮本百合子 『心の河』 青空文庫
向い合って、伸子の父の佐々が椅子に浅くかけ、青鉛筆を持って油断なく数字をチェックしていた。
— 宮本百合子 『伸子』 青空文庫
ウィキペディア
青鉛筆(あおえんぴつ)は、朝日新聞の朝刊社会面に連載されているコラム。
出典: 青鉛筆 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0