プツン
プツン異読 ぷつん
副詞-と
標準
(breaking) with a snap (of a thread, rope, etc.)
文例 · 用例
」 スルト、アサツユハ、ハノ サキカラ ピヨイト ハナレテ プツント ヂベタヘ オチテ シマヒマシタ。
— 新美南吉 『デンデンムシ』 青空文庫
パンパンと電線をねらって撃つと、電線は一本ずつプツンプツンと切れるんだ。
— 太宰治 『乞食学生』 青空文庫
ストーヴの上に虱や南京虫が落ちると、プツン、プツンと、音をたてて、人が焼ける時のような生ッ臭い臭いがした。
— 小林多喜二 『蟹工船』 青空文庫
義兄が出てゆくと、間もなくラジオの演芸放送がプツンと切れ、それに代って騒然たる雑音が入って来た。
— 海野十三 『空襲警報』 青空文庫
芝居の傾城の鬘にかけてあるのと同じ)だって、プツンと断って、一ぺんかけただけだった。
— 続旧聞日本橋・その一 『大門通り界隈一束』 青空文庫
私達はいきなりそこで突き放されて、何か約束が違つたやうな感じで戸惑ひしながら、然し、思はず目を打たれて、プツンとちよん切られた空しい余白に、非常に静かな、しかも透明な、ひとつの切ない「ふるさと」を見ないでせうか。
— 坂口安吾 『文学のふるさと』 青空文庫
その合わせ目から、透明な水球がプツンと躍りだしたかと思うと、ポロリポロリと足許へ転落していった。
— 海野十三 『空襲葬送曲』 青空文庫
すこし倹約しないと、地球へ帰りつくまで保たないかもしれないからネ」 宇宙を走る佐々砲弾の無線電話は、そこで惜しくもプツンと切れた。
— 海野十三 『地球盗難』 青空文庫
作例 · 標準
何度も結び直して限界だった靴紐が、走り出した瞬間にプツンと切れて転びそうになった。
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長年連れ添った夫婦の絆も、彼の心ない一言でプツンと断ち切られてしまった。
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ギターのペグを巻きすぎたせいで、新品の弦がプツンと弾け飛んで顔に当たりそうだった。
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標準
(ending) suddenly (of a call, communications, etc.)
作例 · 標準
停電したわけでもないのに、パソコンの電源がプツンと落ちて作業中のデータが消えた。
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楽しげに話していた彼女の言葉が、その話題が出た途端にプツンと途切れて沈黙が落ちた。
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遠くの席から聞こえていた笑い声が、部長が部屋に入ってきた瞬間にプツンと止んだ。
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標準
breaking out (of a pimple, swelling, etc.)
作例 · 標準
チョコレートを食べ過ぎた翌日、鼻のてっぺんに赤いニキビがプツンとできて恥ずかしかった。
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庭の草むしりをしていたら、毛虫に触れたらしく腕に湿疹がプツンと現れた。
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いつも丁寧にスキンケアをしているのに、寝不足のせいで頬におできがプツンとできてしまった。
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