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じろっと

じろっと
副詞
1
標準
glancing (look)
文例 · 用例
倉庫の屋根は、赤いうわぐすりをかけた瓦を、まるで鎧のようにキラキラ着込んで、じろっとあたりを見まわしているのでした。
宮沢賢治 シグナルとシグナレス 青空文庫
だから陽子も寝巻に細帯というはしたない姿を、京吉の眼にさらしておれたのだが、急にこの暗闇からピカリと光る二つの眼がじろっと陽子の体を見た。
織田作之助 土曜夫人 青空文庫
けれどもほかの家鴨達は、じろっとそっちを見て、こう言うのでした。
DEN GRIMME AELING 醜い家鴨の子 青空文庫
「七百両がで、ございますか」「そうだ」「しかし、これまでのがかかりすぎているのではありませんか、無用の費は、避けたいと思いますので」 上野は、じろっと内匠頭をにらんで、「かかりすぎていても、前々の例を破ってはならん。
菊池寛 吉良上野の立場 青空文庫
顔を上げて辺りをじろっと一度眺め廻したが誰一人とて知る者はいない。
金史良 天馬 青空文庫
元三はどうしたものか軽く手をふるわせながら、顔色をかえて炳吉の方をじろっと眺めた。
金史良 土城廊 青空文庫
さっきあそこの旦那さんのお出かけのとき、一寸旦那さんに物を云いましたら、奥さんがじろっとあたしを睨むんですのよ」 とこの女中はさも面白そうな声で告げ口した。
横光利一 睡蓮 青空文庫
もう二寸の所で、やられる所だった」 近藤は、じろっと、見たまま、手に取ろうともしなかった。
直木三十五 近藤勇と科学 青空文庫
作例 · 標準
怪しい人影に、彼はじろっと目を向け、警戒した。
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先生は、遅刻して教室に入ってきた生徒を、じろっと睨みつけた。
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「今のは何だったんだろう?」と、彼女はドアの隙間からじろっと外を見た。
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