片腹痛い
かたはらいたい
形容詞
標準
ridiculous
文例 · 用例
T「片腹痛い 返り討ちだ!
— 山中貞雄 『武蔵旅日記』 青空文庫
」 彼女がこんな陳述をして居たとき、若い弁護人は、片腹痛いことに思つた。
— 平出修 『逆徒』 青空文庫
これといって学歴も無い素人出の料理教師が、なにかにつけて理窟を捏ね芸術家振りたがるのは片腹痛い。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
當人は至極眞面目なのだらうが、傍から見ると、隨分片腹痛い場合がある。
— 石川啄木 『文藝中毒』 青空文庫
獨逸語で 〔sittliche Entru:stung〕 といふと、頗る片腹痛い。
— 森林太郎 『當流比較言語學』 青空文庫
あれで巴里歸りだなどゝ片腹痛いといふ樣なことが幾分職人肌のべらんめえ口調が交りつゝ語られた。
— 長塚節 『記憶のまゝ』 青空文庫
此の手切文書を受けとった氏政は、是を地に擲って弟の氏照に向い、一片の文書で天下の北条を恫喝するとは片腹痛い、兵力で来るなら平の維盛の二の舞で、秀吉など水鳥の羽音を聞いただけで潰走するだろうと豪語したと云う。
— 菊池寛 『小田原陣』 青空文庫
では、あんまり理想論を述べたてるのは止めて(御自分もさぞかし片腹痛いことだらうから――。
— 牧野信一 『新興芸術派に就いての雑談』 青空文庫
作例 · 標準
「自分を棚に上げて正義を語るなんて、片腹痛いわ。」
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ろくに練習もしていない彼が優勝を宣言するとは、片腹痛い。
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彼の見え透いたお世辞をずっと聞いていると、だんだん片腹痛くなってくる。
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