亜欧
あおう
名詞
標準
Asia and Europe
文例 · 用例
栗鼠 亜欧堂田善の銅版画の森が、時代のついた薄明りの中に、太い枝と枝とを交はしてゐる。
— 芥川龍之介 『動物園』 青空文庫
その翌日、例の牡丹の大木だの、亜欧堂のあとだの、芭蕉翁の旧蹟だのといったようなものを、親切に紹介されて、それから投弓のために白い袋戸へ、山桜と雉を描いて、さて出立という時、主人が若干の草鞋銭と「奥の細道」の版本を一冊くれました。
— 白雲の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
御承知の如く亜欧堂田善は司馬江漢と共に日本洋画の親とも称すべき人物に御座候。
— 弁信の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
その宣伝ビラもまた、小屋がけの規模の大なると同じく、ズバ抜けて大きなものへ、亜欧堂風の西洋彩色絵で、縦横無尽に異様の人間と動物とを描き、中央へ大きく、「切支丹大奇術一座」 この宣伝ビラは、宣伝ビラそのものがたしかに人気を集めるの価値がありました。
— 白骨の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
ここではまた、例の亜欧堂風の大看板を、泥絵具で塗り立てている幾人かの看板師。
— 白骨の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
二時頃辞し、日劇へ行くと、折柄の雨なのに朝日新聞社の前に一杯の人だかり、神風が亜欧飛行完成して帰って来るといふので熱狂してゐる。
— 昭和十二年 『古川ロッパ昭和日記』 青空文庫
おれたちは、そんな悲しみになんべんあおうと、平気な顔で通りこしていけばいいんだ。
— 新美南吉 『いぼ』 青空文庫
ところが、刑罰も数ある中で、よりによって最も醜陋な宮刑にあおうとは!
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
作例 · 標準
毎日の生活の中で、「亜欧」をよく耳にする。
経済ニュースで取り上げられることが増えている。
学者たちはこの現象について議論を続けている。
文学作品の中でも重要なテーマとして扱われている。