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縄掛け

なわかけ
名詞
1
標準
文例 · 用例
飛んだ梅川の浄瑠璃で、縄かける人が怨めしいなんぞと詰まらねえ愚痴をいうな。
岡本綺堂 勘平の死 青空文庫
そげな仕事の下請けしよんなさるとアンタの首へ私が縄かけにゃならん」「インチキにかかる相手が疫病神なら仔細なかろうモン」「ナニ。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
ちうに、鋸で柱をゴシゴシ引いて、縄かけてエンヤサエンヤサと引張り、それで片つぱしからめいで行くのだから、瓦も何もわや苦茶ぢや」と上田は兵隊の早業に感心してゐた。
原民喜 壊滅の序曲 青空文庫
見るかぎり八十島しろし薩摩潟沖縄かけてつもるしら雪吹雪する黒牛潟の汐かぜに浪高からし船の寄りくる葛城や時雨の雲の絶間よりほのかに見ゆる峰のしら雪明治二十五年二月五日、ふと老が身のおぼつかなさを思ひつめて痴れがましく打咽び、世をも子等をも恨みなどしつつ、昼つ方より夕までに二百首ばかり詠みける中に。
與謝野禮嚴 禮嚴法師歌集 青空文庫
ぐるりの石に縄かけて縋り居るを見れば、水の深さも知らる。
エルサレムよりナザレへ 馬上三日の記 青空文庫