百穀
ひゃっこく
名詞
標準
文例 · 用例
王百穀が七十にて男子をまうけし時、袁中郎が書に老勇可想とかきたるを以みれば、吾兄は病勇可畏などと申上べきや。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
それは寛正の頃、東国|大に旱魃、太田道灌江戸城にあって憂い、この杉の森鎮座の神にお祷りをした験があって雨降り、百穀大に登る。
— 続旧聞日本橋・その三 『鬼眼鏡と鉄屑ぶとり』 青空文庫
今祕府略の中では百穀、錦繍の部が殘つて居るが、大平御覽と比較して祕府略の方が詳しい――同じ卷數で以て而も詳しい處を見ても、當時編纂の大仕掛であつたことが分るので、吾々日本人は甚だ愉快に感ずるのである。
— 内藤湖南 『平安朝時代の漢文學』 青空文庫