禿げる
はげる異読 ハゲる
動詞-一段動詞-自動詞
標準
to lose hair
文例 · 用例
なんでも、いまは、イタリヤ製のいい薬があるそうですし、それに先方の小坂吉之助氏だって、ずいぶん見事な、――」「それは、としとってから禿げるのは当りまえの事だが。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
十年ほど前にある人から私の頭の頂上に毛の薄くなった事を注意されて、いまに禿げるだろうと、予言された事があるが、どうしたのかまだ禿頭と名の付くほどには進行しない。
— 寺田寅彦 『厄年と etc.』 青空文庫
禿頭は父親から男の子に遺伝する性質だという説があるが、それがもし本当だとすると、私の父は七十七歳まで完全に蔽われた顱頂を有っていたから、私も当分は禿げる見込が少ないかもしれない。
— 寺田寅彦 『厄年と etc.』 青空文庫
頭が禿げるまで忘れぬほどに思い込んだことも、一ツ二ツと轄が脱けたり輪が脱れたりして車が亡くなって行くように、だんだん消ゆるに近づくというは、はて恐ろしい月日の力だ。
— 幸田露伴 『太郎坊』 青空文庫
雲が一方からだん/\に禿げると三角に握つた握飯のやうな金華山が頭から押へつけるやうに聳えて居る。
— 長塚節 『鉛筆日抄』 青空文庫
二 江戸川乱歩氏は、一作ごとに頭の禿げるようなことを考え出す人であると誰かが評したが、実際、思いつきが奇抜で、他人の追随を許さぬところは氏の作品は天下一品である。
— 平林初之輔 『探偵小説壇の諸傾向』 青空文庫
櫛巻にしていると、簡単で、自分の手で出来て、身が楽で、つとやねかもぢを入れて、中ぼんのところがつるつるに禿げる事もなく、毛たぼをいっぱいにつめこんで、それで頭がむせるということもない。
— 上村松園 『三味線の胴』 青空文庫
が、熱帯の女人の十三にして懐妊することを考へれば、温帯の男子の三十にして頭の禿げるのは当り前である。
— 芥川龍之介 『僕の友だち二三人』 青空文庫
作例 · 標準
歳をとると髪の毛がはげるのは、自然なことだ。
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最近、ストレスで頭がはげてきた気がする、と友人が嘆いていた。
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祖父はすっかりはげてしまい、いつも帽子をかぶっている。
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標準
to become bare (e.g. a mountain becomes bare of trees)
作例 · 標準
森林伐採の影響で、多くの山がはげてしまっている。
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火山の噴火後、周囲の山々は木々が焼けてはげてしまった。
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冬の寒風にさらされ、畑の土が風で飛ばされてはげてしまった。
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