高利貸し
こうりがし異読 こうりかし
名詞
標準
usurer
文例 · 用例
おまえのきらいな、いっしょになると生き血を吸われるような人間でな、たとえばかったい坊だとか、高利貸しだとか、再犯の盗人とでもいうような者だったら、おれは喜んで、くれてやるのだ。
— 泉鏡花 『夜行巡査』 青空文庫
たとえばある一人の虚無的な思想をもった大学生に高利貸しの老婆を殺させる。
— 寺田寅彦 『科学と文学』 青空文庫
あおはえを追う 白眼才弁をもってわがために今滝(高利貸しの名なり)を追う。
— 堺利彦 『貧を記す』 青空文庫
将棋が好きなんだが、下手の横好きと言ふ方でネ、土地の高利貸しに宇野さんといふ人がゐた。
— 関根金次郎 『本因坊と私』 青空文庫
貴君どうして今時高利貸したッて月三十五円取ろうと言うなア容易な事ちゃア有りませんヨ……三十五円……どうしても働らき者は違ッたもんだネー。
— 二葉亭四迷 『浮雲』 青空文庫
以前高利貸しをしていたことがありましたが、最近は健康があまりすぐれないので、雇いの老婆と二人暮らしで、植木いじりなどをして日を送っておりました。
— 小酒井不木 『自殺か他殺か』 青空文庫
高利貸しをしたことがあるだけに、その性質はきわめて頑固であり、一年ほど前まで、たった一人の甥をわが子として養っておりましたが、その甥が放蕩をしたために、ついに追いだしてしまいました。
— 小酒井不木 『自殺か他殺か』 青空文庫
が、義雄の別な友人なる辯護士や會社員と大きな花を引いたり、惡辣な高利貸しとなつてゐるのを知るに至つて、もう、既に金ばかり欲しがるあり勝ちな平凡人に過ぎなくなつてゐると侮辱するやうになつた。
— 毒藥を飮む女 『泡鳴五部作』 青空文庫
作例 · 標準
彼は事業に失敗し、ついに高利貸しから金を借りる羽目になった。
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昔の物語には、貧しい人々を食い物にする冷酷な高利貸しがよく登場する。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
警察は悪質な高利貸しの組織を摘発し、多くの被害者を救った。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア
高利貸し とは、高い利息を設定することを条件として融資を行う者。主に個人に対して比較的短期間・小額の融資を行い、連帯保証人が不要で、担保を預からずに審査も甘く、容易に金を借りることができる反面、利息は高額である。質草が担保となる質屋とは区別される場合もある。
出典: 高利貸し — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0