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取って返す

とってかえす
動詞-五段-サ行動詞-自動詞
1
標準
to return
文例 · 用例
」 と取って返す辻の角、茶綾子の被布を召したる切髪の気高き老婦人、腕車の傍に彳みたるが、「三吉々々。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
私はそこで再び取って返すともう一度丸穴から覗き込みながらコツコツと扉を敲いた。
渡辺温 可哀相な姉 青空文庫
」 二人は肩を寒くして、コトコトと橋の中央から取って返す
泉鏡花 南地心中 青空文庫
真柄「大軍の中より只四人にて我に向うことかわゆし」とて取って返す
菊池寛 姉川合戦 青空文庫
二人が揃って、蚊帳の中を廊下際で、並んで雨宿りをする姿で立った処へ、今度は静に悠々と取って返す
泉鏡花 沼夫人 青空文庫
同時に、少し横なぐれになるまで、身に振を加れて、今度は、友染の褄を蹴て、白足袋で飛ぶように取って返すと、お悦が、私の手を取るが迅いか、引出すのに、真暗になって、木戸口へついて出た。
泉鏡花 卵塔場の天女 青空文庫
羽柴秀吉が毛利家と和睦して弔合戦に取って返す
森鴎外 佐橋甚五郎 青空文庫
手前が男なら、今から取って返すがいい。
有島武郎 卑怯者 青空文庫
取って返す(とってかえす) — 幻辞.com