憚り様
はばかりさま異読 はばかりさん
感動詞名詞
標準
thank you for your trouble
文例 · 用例
「さあ、こちらへどうぞ、」「憚り様。
— 泉鏡花 『木の子説法』 青空文庫
」「ちっとも憚り様なことはありやしません。
— 泉鏡花 『女客』 青空文庫
謹さん、」「何ね、」「貴下、その(憚り様ね)を、端書を読む、つなぎに言ってるのね。
— 泉鏡花 『女客』 青空文庫
お種さんが、(憚り様、どうかそこをお閉め下さいまし。
— 泉鏡花 『吉原新話』 青空文庫
」 小造な若い令夫人は声を懸けて向直ったが返事をしなかったので、「貴方|憚り様ですが呼鈴を、」とお睦まじい。
— 泉鏡花 『三枚続』 青空文庫
」「憚り様で御座います」「いや、御注意を申すのです」「その御注意が憚り様で御座いますと申上げるので」「ああ、さうですか」「今朝のあの方なら、そんな御注意なんぞは遊ばさんで御座いませう。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
従僕拾うて渡すと芸子|憚り様と言いざまその僕の手とともに握って戴き取った。
— 鼠に関する民俗と信念 『十二支考』 青空文庫
僕はこう見えても憚り様ながら頭はしっかりしているんだ!
— 金史良 『天馬』 青空文庫
作例 · 標準
「お待たせして、憚り様でした」と、彼は深々と頭を下げた。
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大変な作業をしてくださり、まことに憚り様です。
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「わざわざお越しいただき、憚り様」と、主人は客を迎えた。
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