浮かばれる
うかばれる
動詞-一段動詞-自動詞
標準
to rest in peace
文例 · 用例
いやア辰だって浮かばれるにちげえねえんだから、いくらしかられたって、こればかりゃいいますぜ!
— 妻恋坂の怪 『右門捕物帖』 青空文庫
急がずば必ず幸運来るというのであるから、夢殿村もそれでは浮かばれるのかもしれないと思って、先生のはどうですかと訊くと、自分のもそれとだいたいが似たようなものだがいくらか違うと学者は云いながら、算木を置き変えて、「風水渙」と置いた。
— 横光利一 『馬車』 青空文庫
さうしたなら少しでも、俺は浮かばれる。
— 横光利一 『悲しみの代價』 青空文庫
きみの考えがかわって……」「今ぼくらは苦しいのだの、つまらないのだの思っているけれど、アトランチス人の最後のことを思うと、ぼくらは元気を出さなくてはならないと思いました」「それを聞いたら、あの人たちも浮かばれることだろう」
— 海野十三 『洪水大陸を呑む』 青空文庫
「罪が深いんですから、いくらありがたい御経だって浮かばれる事はございませんよ」 吾輩はその後野良が何百遍繰り返されたかを知らぬ。
— 夏目漱石 『吾輩は猫である』 青空文庫
雅でいいや、天然居士も浮かばれる訳だ」「僕もそうしようと思っているのさ」と主人は至極真面目に答えたが「僕あちょっと失敬するよ、じき帰るから猫にでもからかっていてくれ給え」と迷亭の返事も待たず風然と出て行く。
— 夏目漱石 『吾輩は猫である』 青空文庫
―――彼女はそう信じて疑わなかったが、自分を除く家中一統の人々が、母も、兄も、老臣共も、皆それほどに思っていないらしいのを見ると、父の浮かばれる時が永久に来ないような気がして、一層悲しくなるのであった。
— 谷崎潤一郎 『武州公秘話』 青空文庫
それでも、その嘘で、お京が浮かばれるちゅうんなら、まあ、悪い嘘でもなかろうかと、勝手に慰めとるだけのことよ。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
to gain recognition
作例 · 標準
例句