流浪の民
るろうのたみ
名詞
標準
wandering people
文例 · 用例
兵隊が行軍している途中からこの歌の魂がピーターパンの幽霊のような姿に移って横にけし飛んだと思うと、やがて流浪の民の夜営のたき火のかたわらにかなでられるヴァイオリンの弦のしらべに変わる。
— 寺田寅彦 『音楽的映画としての「ラヴ・ミ・トゥナイト」』 青空文庫
「跡を発見しまして、それを見ると、流浪の民の一団が月曜の夜、殺人のあった場所から一マイルと離れないところで野営をしていたようなのです。
— SILVER BLAZE 『シルヴァブレイズ』 青空文庫
流浪の民が馬をさらうわけもない。
— SILVER BLAZE 『シルヴァブレイズ』 青空文庫
」(訳注 プーシキンの叙事詩『流浪の民』より) なんという残忍な微笑を浮べながら、わたしはこの『なんにも』という句を、繰返したことだろう!
— ツルゲーネフ 『はつ恋』 青空文庫
が、晴れやかな唄ごえはなかなか止まずに、「サンタ・ルチア」は幾度となく繰り返され、それから「ローレライ」になり、「流浪の民」になり、ミニヨンの一節になりして、ゆるやかな船の歩みと共にいろいろ唄をつづけて行きます。
— 谷崎潤一郎 『痴人の愛』 青空文庫
作例 · 標準
歴史上、多くの流浪の民が迫害を受け、安住の地を求めて移動を余儀なくされた。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
ジプシーは、ヨーロッパにおける流浪の民として知られている。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
彼らの音楽には、流浪の民としての哀しみと力強さが込められている。
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