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出し合う

だしあう
動詞-五段-ウ行動詞-他動詞
1
標準
to contribute jointly
文例 · 用例
これが散り散りばらばらであっては、お互いを信ずることが出来ませんから、親身になって慈悲の心を出し合うことも出来ません。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
「皆で金出し合うて、地蔵さんを祀ったげよか」「そやそや、それがええ。
織田作之助 神経 青空文庫
お互いに舞台上の演出効果――蔭の花を持たせ合って、透かさず舞台気分を高潮させ合い、共同一致のファインプレイを演出し合うだけの虚心坦懐さがなければ仁輪加の花は咲かない。
夢野久作 近世快人伝 青空文庫
「……壕舎ばかりの隣組が七軒、一軒当り二千円宛出し合うて牛を一頭……いやなに密殺して闇市へ売却するが肚でがしてね。
織田作之助 世相 青空文庫
軈て老人等が互の懷錢を出し合うた二|升樽が運ばれて酒が又沸された。
長塚節 青空文庫
「チーフメーツの方もどうなるかわからないから、もし、それがだめだったら、おもてで出し合うってことにしよう。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫
写真機を千鶴子一人に買わせるよりも、二人で買う方が旅の記念にもなると思い、矢代は等分に金を出し合うことを主張して、ある店で手ごろなシュウパアシックスを買った。
横光利一 旅愁 青空文庫
私が始め口を出したのだから――」 暫らく紳士的に争った末、何方からともなく半分ずつ出し合うことに妥協した。
牧逸馬 夜汽車 青空文庫
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