肩を持つ
かたをもつ
表現Godan verb with 'tsu' ending
標準
to side with (someone)
文例 · 用例
「何だと、……S子今何か言つたな……おまへは此の男に、妙な所で肩を持つ……」「そんなに怒らせるやうなことを言やあしないわ……」「ふん、よし……そんなら好いがな……」 従兄はS子の方に不満を向けた。
— 中原中也 『分らないもの』 青空文庫
最近、瑞典マッチの圧迫を受けてぷり/\している不機嫌な支配人は、彼がむしろ支那人に肩を持つ癖があるのを責めて、皮肉な辛辣な眼つきをした。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
工場では、幹太郎を、不穏な工人の肩を持つものと睨んだ。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
「馬鹿、こんなに晩く行かなくとも、明日寝起きに行けばいゝぢやないか」 云つてる中に母に肩を持つて見せる気で、「わがまゝな事ばかししやがつて」 と附け加へた。
— 有島武郎 『お末の死』 青空文庫
「へえ、そのなんでございますか、旦那、その弁護士というやつは出刃打ちの肩を持って、人殺しの罪を女に誣ろうという姦計なんでございますか」 弁者は渠の没分暁を笑いて、「何も姦計だの、肩を持つの、というわけではない。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
渠は弁者を睨して、「職分だって、あなた、出刃打ちなんぞの肩を持つてえことがあるもんですか。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
芸術をやるものが宗教に捉われるなんて――、夫人が仏教を提唱することは、自分に幼時から辛い目を見せた寺や、境遇の肩を持つもののようにも感じられた。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
姉は眞面目に私たちのモデルになつてゐたが、そんな場合おもに私の水彩畫の方の肩を持つた。
— 太宰治 『思ひ出』 青空文庫
作例 · 標準
友達が誤解されているのを見て、思わず彼の肩を持った。
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親としては、子供がどれだけ大変な思いをしていても、まずはその肩を持たなければならない。
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上司は、部下のミスをかばい、皆の前でその肩を持った。
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「例えあなたが間違っていたとしても、私はあなたの肩を持ち続けるよ。」
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