軍旅
ぐんりょ
名詞
標準
army
文例 · 用例
軍旅の暦は夏秋をすぎゆうべ上海を拔いて百千キロ。
— 萩原朔太郎 『南京陷落の日に』 青空文庫
これ適以て軍旅の鋭を殺ぎ、貔貅の胆を小にするに過ぎざるのみ、智なりという可からず。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
播種耕耘の事を學ぶとしても、經營建築の事を學ぶとしても、操舟航海の事を學ぶとしても、軍旅行陣の事を學ぶとしても、畫を學ぶとしても、書を學ぶとしても、着手の處、着手の處と逼り詰めて學ぶので無くては、百日過ぎてもまだ講堂の内に入らぬので有る、一年經つても實踐の域に進まぬので有る。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
譬へば猶支那の占卜の道の書たる易が軍旅の事を説くこと甚だ多しと雖も、戀愛婚媾の事をも説かざるに非ざるが如しで有らう。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
武帝は李陵に命じてこの軍旅の輜重のことに当たらせようとした。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
時正に秋も半、軍旅の好期である。
— 菊池寛 『川中島合戦』 青空文庫
『氏郷記』に、少時間で早く物を煮得る鍋を、宝物に数えたり、秀郷の子孫に限り、陣中女房を召し仕わざる由を特書したので、件の竜宮入りの譚は、早鍋世に極めて罕に、また中古の欧州諸邦と等しく、わが邦でも、軍旅に婦女を伴れ行く風が存した時代に出来たと知らる。
— 田原藤太竜宮入りの話 『十二支考』 青空文庫
近時とても軍旅、労働、斎忌等の節一定期間男女別れて群居する民少なからず、古ギリシアやマレー半島や南米に女人国の話あるも全く無根でない(一八一九年リヨン板『レットル・エジフィアント』五巻四九八頁已下。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
軍旅の生活は過酷だが、同じ釜の飯を食べた仲間とは一生の友になれる。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
長い軍旅を終えて故郷の土を踏んだとき、彼は思わず涙を流した。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
祖父は軍旅の合間に書き留めた日記を、今でも大切に保管している。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview