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名詞
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標準
文例 · 用例
ビルダデのこのヨブ攻撃は、殊に第四節の如きは、罵の語としては簡潔|雄勁にして、正に独創的の警句というべきである。
内村鑑三 ヨブ記講演 青空文庫
わめき、罵、溺れるような死にものぐるいの手と脚のもがき、屋台の顛覆。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
悪口を云われる方では辛抱して罵の嵐を受け流しているのを、後に立っている年寄の男が指で盆の窪を突っついてお辞儀をさせる、取巻いて見物している群集は面白がってげらげら笑い囃し立てる、その観客の一人一人のクローズアップの中からも吾々はいくらも故旧の誰彼の似顔を拾い出すことが出来るのである。
寺田寅彦 映画雑感6 青空文庫
隠元、藤豆、蓼、茘枝、唐辛、所帯の足とりたまひそ、苗売の若衆一々名に花を添へていふにこそ、北海道の花茘枝、鷹の爪の唐辛、千成りの酸漿、蔓なし隠元、よしあしの大蓼、手前商ひまするものは、皆玉揃ひの唐黍と云々。
泉鏡花 草あやめ 青空文庫
水の輪の拡がり、嵐の狂うごとく、聞くも堪えない讒謗罵は雷のごとく哄と沸く。
泉鏡花 伯爵の釵 青空文庫
」 じゃあま、あばあ、阿媽が、いま、(狐の睾丸)ぞとったのはそれである。
泉鏡花 小春の狐 青空文庫
大手筋を下切つた濠端に――まだ明果てない、海のやうな、山中の原を背後にして――朝虹に鱗したやうに一方の谷から湧上る向ふ岸なる石垣越に、其の天守に向つて喚く…… 喚くが、しかし、一騎朝蒐で、敵をる勇ましい様子はなく、横歩行に、ふら/\して、前へ出たり、退つたり、且つ蹌踉めき、且つ独言するのである。
泉鏡太郎 神鑿 青空文庫
」と興覚顔して、天守を仰いで、又俯向き、「何だ、これは、魔物が言ひさうな事を己が言ふ、自分が言ふ、我と我が口でるな。
泉鏡太郎 神鑿 青空文庫