何でもない
なんでもない
表現形容詞
標準
easy
文例 · 用例
それかあらぬか文士と呼ばれる人種の中にも、文学でも何でもない、といつて文学に全然関係がなくもないから、つまり文学の爪だの垢くらゐには関係のあることを何かと云々して、それで以て自身は文学のつもりでゐる人が少しはゐる。
— 中原中也 『非文学的文士』 青空文庫
以上は誇張でも何でもない。
— 中原中也 『非文学的文士』 青空文庫
恐怖観念が非常に強く、何でもないことがひどく怖かった。
— 萩原朔太郎 『僕の孤独癖について』 青空文庫
交通の便利な今のわれわれにはちょっと想像し難いほどの長い留守を明けたものであるが、若い時から半分以上は他国を奔走してばかりいた父には五年くらいの留守は何でもないことであり、留守を守る祖母や母も当り前の事と思っていたものらしい。
— 寺田寅彦 『重兵衛さんの一家』 青空文庫
こういうことは、貴誌の方々には珍しくも何でもないことと思いますが、ただ平生から思っていることでありますから、これだけのことを申上げて、御懇ろな御手紙に対する御返事に代えることと致したいと思います。
— 寺田寅彦 『書簡(※)』 青空文庫
「始めて貴下の随筆『柿の種』を見初めまして今32頁の鳥や魚の眼の処へ来ました、何でもない事です。
— 寺田寅彦 『随筆難』 青空文庫
即ち丁度太鼓を相當急速に連打するのと似た程度のテンポになり、それが三時間位持續するのは何でもないことになるのである。
— 寺田寅彦 『伊香保』 青空文庫
これは何でもないような事だが、どうして猫が廻転するかという事は昔から物好きな学者の間で真面目な問題となっている。
— 寺田寅彦 『猫六題』 青空文庫
作例 · 標準
「こんな計算、僕にとっては何でもないよ。3分もあれば終わらせてみせるさ」
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「プロの選手にとって、10キロ走るなんてことは何でもない日常の風景だ」
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「彼女にとって、外国人と英語で交渉することなんて、今や何でもないことだ」
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標準
nothing of the sort
作例 · 標準
「どうかしたの?浮かない顔して」「ううん、何でもない。ちょっと考え事をしてただけ」
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「何か音がしなかった?」「えっ?あ、何でもないよ。風でドアがガタついただけだと思う」
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「昨日の件、怒ってる?」「まさか!そんなの、私にとってはもう何でもないことだよ」
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