止まり木
とまりぎ
名詞
標準
perch
文例 · 用例
籠の中の鳥は、籠の揺れるのを怯れてか、止まり木をしっかり攫んで、羽をすぼめるようにして、身動きもしない。
— 森鴎外 『雁』 青空文庫
一羽の鳥は止まり木に止まって、ぶるぶる顫えている。
— 森鴎外 『雁』 青空文庫
菜っ葉をやると、さもうまそうについばんでは、くちばしを止まり木にこすりつけた。
— 寺田寅彦 『柿の種』 青空文庫
鳥で云えば一種の止まり木とでも云うのでしょう。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
これまでは桜痴居士が多忙のときには、榎本君の部屋で遊んで帰ったのであるが、その榎本君がここにいなくなると、わたしはなんだか止まり木を失ったようにも感じた。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
家の門の前に、一メートルはあろうかと思われる巨大なトンボが止まり木に止まらせてあったのに気がついた。
— BITS OF LIFE AND DEATH 『死生に関するいくつかの断想』 青空文庫
その又籠の中には栗鼠が二匹、全然何の音も立てずに止まり木を上ったり下ったりしていた。
— 芥川龍之介 『湖南の扇』 青空文庫
高い、高い、空中から、ぶらさがっている止まり木の手を放して、あちらに下がっている止まり木につかまる、あぶない芸当は、ほんとうに、見ているものをひやひやさせました。
— 小川未明 『二人の軽業師』 青空文庫
作例 · 標準
籠の中のインコが、お気に入りの止まり木で毛繕いをしている。
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公園の街灯が、カラスたちの夜の止まり木になっている。
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彼は新しい止まり木を見つけた小鳥のように、その仕事に熱中した。
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標準
barstool
作例 · 標準
仕事帰りに馴染みのバーの止まり木に腰を下ろし、ウイスキーを注文した。
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止まり木に並んで座り、とりとめのない話を夜通し続けた。
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カウンターの止まり木は、一人で静かに飲みたい時に最適だ。
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