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箱船

はこぶね
名詞
1
標準
文例 · 用例
それがもう一重、セメン樽に封じてあったと言えば、甚しいのは、小さな櫂が添って、箱船に乗せてあった、などとも申します。
泉鏡花 半島一奇抄 青空文庫
ノエの箱船のことや、モイセスの十誡のこと。
太宰治 地球図 青空文庫
そして、ちょうどいまわたしにほほえみかけているのと同じように、箱船の上にほほえみかけて、やがて花|咲き出ようとする新しい世界の慰めをもたらしたのです。
BILLEDBOG UDEN BILLEDER 絵のない絵本 青空文庫
私は信頼するミカドの国の奇蹟を、眩き日本の現出を、日本はノアの箱船、沈静な歓喜を積む。
詩集(1)初期詩篇 小熊秀雄全集-2 青空文庫
茲に全く不可解な一事は、この馬車がノアの洪水からどうして助かつたかといふことであるが、恐らくノアの箱船には、特別な置場があつたものに違ひない。
VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI ディカーニカ近郷夜話 後篇 青空文庫
たゞ広々とした板敷の上に、ノアの箱船のやうな、人々の集りだけが、陰気な眺めだつた。
林芙美子 浮雲 青空文庫
ゲエテを古今の大詩人とするのもたとひ全部ではないにもせよ、大半はこの雑駁なことに、――この箱船の乗り合ひよりも雑駁なことに存してゐる。
芥川龍之介 文芸的な、余りに文芸的な 青空文庫
僕等は(彼等も一しよにした)皆世界と云ふ箱船に乗つた人間獣の一群である。
芥川龍之介 文芸的な、余りに文芸的な 青空文庫
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箱船(はこぶね)とは、船の一種で、その形状から分類される。すなわち、方形の形をした船をいう。箱舟、方舟とも書かれる。

出典: 箱船 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0