凌霄
りょうしょう
名詞
標準
Chinese trumpet creeper (Campsis grandiflora)
文例 · 用例
……その風情に和らげられて、工場の隅に、眞赤に燃ゆる火が、凌霄花の影を水に投げた。
— 泉鏡太郎 『深川淺景』 青空文庫
一つにでつちて、葡萄の房に一粒づゝ目口鼻を描いたやうで、手足の筋は凌霄花の緋を欺く。
— 泉鏡太郎 『祭のこと』 青空文庫
その光は巻き上げた支那簾と共に、柱や簾に絡んでいる凌霄花にやや強く当る。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
私と社長は、その凌霄花の陰のベランダで、食後の涼をいつまでも入れている。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
棧敷の欄干連るや、咲掛る凌霄の紅は、瀧夜叉姫の襦袢を欺き、紫陽花の淺葱は光圀の襟に擬ふ。
— 泉鏡花 『月令十二態』 青空文庫
庭には天鵞絨を敷いたような青あおした草が生えて、玄関口と思われる障子に燈の点いた方には、凌霄の花のような金茶色の花が一めんに垂れさがった木が一本立っていた。
— 田中貢太郎 『蟇の血』 青空文庫
譬へていへば女は凌霄である。
— 長塚節 『佐渡が島』 青空文庫
凌霄はふしくれ立つた松の幹でも構はずに絡みかゝる。
— 長塚節 『佐渡が島』 青空文庫
作例 · 標準
真夏の太陽の下、庭のフェンスに絡みついた凌霄の花が鮮やかなオレンジ色に咲き誇っている。
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凌霄は成長が早く、放っておくと隣の家の壁まで這って行ってしまうので剪定が欠かせない。
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お寺の山門をくぐると、立派な凌霄の蔓が屋根にまで届くように伸びていた。
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ウィキペディア
凌 霄 は、中華民国の海軍軍人。南京国民政府(汪兆銘政権)の要人。別号は壮華。
出典: 凌霄 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0