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キチン

きちん
名詞
1
標準
文例 · 用例
実に神経を使はなくては、何時も綺麗でキチンとしてゐるとはいくまい婦人の和服といふものは、段々改良されてはゆくのであらうか、なぞとそのうち僕は考へ始めたものである。
中原中也 三等車の中(スケッチ) 青空文庫
亭主は手を膝にキチンと揃へ、正坐して俯向いてゐた。
葉山嘉樹 氷雨 青空文庫
それで俳諧でも「カピタンをつくばはせ」たり「アラキチンタをあたゝめ」たりしながらいわゆる正風を振興したのであった。
寺田寅彦 チューインガム 青空文庫
」「ええ―」 何としたか、主税、茶碗酒をふらりと持った手が、キチンと極る。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
(コンコンチキチン、コンチキチン、コンチキチン、カラ、タッポッポ)摺鉦入れた後囃子が、遥に交って聞えたは、先駆すでに町を渡って、前囃子の間近な気勢。
泉鏡花 南地心中 青空文庫
キチンと置かれていた。
太宰治 懶惰の歌留多 青空文庫
その他周囲の物すべてが皆なその処を得て、キチンとしている。
国木田独歩 非凡なる凡人 青空文庫
「お早う今朝は暖かですね」本線のシグナル柱は、キチンと兵隊のように立ちながら、いやにまじめくさってあいさつしました。
宮沢賢治 シグナルとシグナレス 青空文庫
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キチン (chitin) は直鎖型の含窒素多糖高分子で、ムコ多糖の一種。ポリ-β1-4-N-アセチルグルコサミンのこと。語源は古代ギリシアの衣服であったキトン (chiton) に由来し、「包むもの」を意味する。

出典: キチン — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0