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糯粟

もちあわ
名詞
1
標準
glutinous millet (for making mochi and certain types of alcohol)
文例 · 用例
更に袋へ米と挽割麥とを交ぜたのを入れて、それから此れは傭人にも炊いてやれないのだからお前がよければ持つて行つて秋にでもなつたら糯粟の少しも返せと二三|斗入つた粳粟の俵とを一つに遣つた。
長塚節 青空文庫
挽いて粉にして置いて糯粟などを加へ澤山の蓬や山牛蒡の葉を搗き込んで草餅として、米マタジ即ち補食用に供するか(ひだびと四卷五號・六卷二號)、さうでなければ蕎麥粉などゝ共に練つて、手毬ほどの大さに丸め、藁火や爐の中に轉がして燒いて一朝の飯の代りにした。
柳田國男 食料名彙 青空文庫
彼の手には、窓硝子を挟んできた二枚の板片が握られているばかりで、他に弾丸や銃剣をふせぐべき道具はなに一つもちあわしていない。
海野十三 浮かぶ飛行島 青空文庫
自分を美しくするために、今日の日本の若い女性も、そういう旧い方法しかもちあわさないというわけでしょうか。
宮本百合子 今年こそは 青空文庫
それらの国々での社会生活は、彼のもちあわせた判断力を惑乱させるほど豊饒でないから。
宮本百合子 政治と作家の現実 青空文庫
右策とあたしとの間に子供が無かったのは、右策自身が子胤をもちあわさないからおこったことなんです。
海野十三 振動魔 青空文庫
玉太郎は水筒一つ、缶詰一つもちあわせていない。
海野十三 恐竜島 青空文庫
蠅男の兇刃に斃れた鴨下ドクトル、それから富豪玉屋総一郎、最近に元検事正塩田律之進――この三人は、何か蠅男から共通の殺害理由をもちあわしていたに違いないということだ。
海野十三 蠅男 青空文庫
作例 · 標準
祖母が炊いてくれた糯粟入りのご飯は、もちもちして美味しかった。
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糯粟は栄養価が高く、昔から健康食品として山間部で重宝されてきた。
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黄金色に輝く糯粟の穂が、秋の柔らかな風に揺れている。
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