飛砂
ひさ
名詞頻度ランク #21354 · 青空 5 例
標準
blown sand
文例 · 用例
「葱嶺を逾ゆるに毒風肌を切り、飛砂|路を塞ぐ、渓間の懸絶するに逢へば、縄を以て梁となし、空に梯して進む」と当時の本にも残っているそうであるが、そういう旅であった。
— 中谷宇吉郎 『『西遊記』の夢』 青空文庫
さうして漸次に左岸を飛砂の爲に壓迫されて、川筋を曲げつゝ行つた形跡がよくわかるのであります。
— 柳田國男 『潟に關する聯想』 青空文庫
片側は飛砂とハマカンザシ、もう片側は笑顔のオアシスだ。
— TREGARTHEN'S WIFE 『トリガーセンの妻』 青空文庫
見よやわが十指は晶結し背にくりいむは瀧とながるるごとししきりに掌をもつて金屬の女を研ぎ胴體をもつてちひさなる十字を追へば樹木はいつさいに※轉し都は左にはげしく傾倒す。
— 萩原朔太郎 『受難日』 青空文庫
」「だつて先生は、はやく読むんですもの……」 お祖母ちやんは黙つて笑ひさうにしてゐた。
— 中原中也 『良子』 青空文庫
時には憶出したやうに超然と粧ひさへした。
— 中原中也 『校長』 青空文庫
――ヴ※ルレエヌも随分いまいふ言葉に禍ひされてるといはれる所もあることを私は思ふ。
— 小林秀雄に 『小詩論』 青空文庫
下樣の繩暖簾とはことかはりて、醉うても聞き苦しきいさかひはなけれど、苟めの物語も高聲になり、默してやみなんことも笑ひさざめき、座中自ら春を生ずる自らはよけれど、他人の閑を破るはにくし。
— 萩原朔太郎 『花あやめ』 青空文庫
作例 · 標準
海岸沿いの道路を走っていると、激しい飛砂のせいで前方の視界が遮られた。
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飛砂の被害から住宅地を守るため、海岸線には立派な松の防砂林が続いている。
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強風が吹き荒れる砂漠地帯で、絶え間なく襲いかかる飛砂に身を縮めて耐えた。
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