目の届く限り
めのとどくかぎり
表現
標準
as far as the eye can reach
文例 · 用例
向う岸はまた一座の山の裾で、頂の方は真暗だが、山の端からその山腹を射る月の光に照し出された辺からは大石小石、栄螺のようなの、六尺角に切出したの、剣のようなのやら、鞠の形をしたのやら、目の届く限り残らず岩で、次第に大きく水に※ったのはただ小山のよう。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
向ふ岸は又一|坐の山の裾で、頂の方は真暗だが、山の端から其山腹を射る月の光に照らし出された辺からは大石小石、栄螺のやうなの、六|尺角に切出したの、剣のやうなのやら鞠の形をしたのやら、目の届く限り不残岩で、次第に大く水に浸つたのは唯小山のやう。
— 泉鏡太郎 『高野聖』 青空文庫
両岸は目の届く限り平坦で、どこにも山らしいものは見えない。
— 寺田寅彦 『旅日記から(明治四十二年)』 青空文庫
漏斗の中は、目の届く限り、平らな、光る、墨のやうに黒い水の塀になつてゐる。
— A DESCENT INTO THE MAELSTROM 『うづしほ』 青空文庫
しかし、ライトやカントが考えたように、すべての目の届く限りの恒星がある共通の大きな中心体のまわりを、遊星が太陽を回るように、回っているのではなくて、諸恒星相互の運動はかなりに不規則なものであるというだけは確実である。
— スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 『宇宙の始まり』 青空文庫
すなわち、目の届く限りの過去において、一般に科学者というものが常に人道の味方としてその擁護に務めてきたからである。
— スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 『宇宙の始まり』 青空文庫
足早に四つ角まで来て目の届く限り東西南北を見渡した。
— 夏目漱石 『趣味の遺伝』 青空文庫
烈しい力で地層を掻き※られたように、平らな部分、土や草のあるところなど目の届く限り見えず、来た方を振りかえると、左右の丘陵の巓に、僅か数本の躑躅が遅い春の花をつけているばかりだ。
— 宮本百合子 『白い蚊帳』 青空文庫
作例 · 標準
アフリカのサバンナでは、目の届く限り果てしない大地と巨大な空が広がっている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
目の届く限り一面のひまわり畑に囲まれて、まるで夢の中にいるような不思議な気分になった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
船のデッキに立つと、目の届く限り青い海が続き、遮るものは水平線以外に何もなかった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview