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とう
名詞
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標準
文例 · 用例
が、それも真面目すぎた話で我輩の子というのはそんな血的の話ではない。
伊藤左千夫 正岡子規君 青空文庫
唯能く一した一首の声調に、物に親しみなつかしむ気持が現われて居るのである。
伊藤左千夫 歌の潤い 青空文庫
この平凡な一句がここに置かれて生きて来るのみでなく、一首全体に一を促し生命を起すの働きが出て来たのである。
伊藤左千夫 歌の潤い 青空文庫
作歌に従うものは、この不可説なる、融合一力の依て起る神意を考うべきである。
伊藤左千夫 歌の潤い 青空文庫
江戸時代に入って、鹿野武左衛門の『鹿の巻筆』(巻三、第三話)に、堺町の芝居で馬の脚になった男が贔屓の歓呼に答えて「いゝん/\と云ながらぶたいうちをはねまわつた」とあるが、この「いゝん」は『落窪物語』の「いう」と通ずるもので、馬の嘶きを「イ」で写す伝が元禄の頃までも絶えなかったことを示す適例である。
橋本進吉 駒のいななき 青空文庫
物語の中に「なめり」「あめり」と書いてありますが、これはこれまでの伝的の読み方としては「ナンメリ」「アンメリ」と読んでいる。
橋本進吉 古代国語の音韻に就いて 青空文庫
用字法や送仮名なども、大概もとのままにしたので、不穏当なものや不一な所もある。
橋本進吉 古代国語の音韻に就いて 青空文庫
アンセルムスは、類概念を実在であると見る立場に基づいて、三位は畢竟一体の神であるという正派の信仰を擁護した。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫