格が違う
かくがちがう
表現動詞-五段-ウ行
標準
to be of a different rank
文例 · 用例
その弟子の弥七郎は、どけえいったのかい」 えッ――というように、不意を打たれて、ギョッとなりながら見上げたふたりを、じろり見すくめた名人の目のつけどころはまた、おのずから伝六なぞと格が違うのです。
— 献上博多人形 『右門捕物帖』 青空文庫
物取りか、遺恨か、拐引か、それを云え」 調べる者と調べられる者と、はじめから役者の格が違うので、六三郎は意気地もなく恐れ入ってしまった。
— 熊の死骸 『半七捕物帳』 青空文庫
」「僕が拝見しましても、この女性、なるほど陛下とはたいへん格が違うようです。
— A SCANDAL IN BOHEMIA 『ボヘミアの醜聞』 青空文庫
「わしの家はな、下司の貧乏人とは格が違うんだからな、ふだん子供を外へおっぽり出して遊ばせるような真似はできないんだよ」と祖母から常に教訓されて、その「高尚な」教育方針のもとに家の中にとじ込められている自分が悲しかった。
— ――獄中手記―― 『何が私をこうさせたか』 青空文庫
人格が違うんですか。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
フェルト草履にしろ、ハンド・バッグにしろ、自分たちが僅の月給から工面して買うものとは格が違うことをみんな敏感に見てとった。
— 宮本百合子 『舗道』 青空文庫
娘とは格が違うからという意味で、できるだけ倹約したところで、現在の生計向に多少苦しい負担の暗影を投げる事はたしかであった。
— 夏目漱石 『明暗』 青空文庫
九十両も一度にとり込み、十両、二十両は朝飯前ということになってみると、この商売も乙だ、おれも一つこの手をやろうか――なんぞと神尾も妙に気を廻したが、勝や男谷と違って、同じ旗本でもおれは格が違う、そんな真似ができるかと一喝し、読みつづける。
— 山科の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
「彼のプレゼンテーションは、他のどの参加者とも格が違ったね。圧倒的だった。」
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プロの選手とアマチュアでは、やはり技術の格が違うと実感した試合だった。
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この老舗料亭の料理は、素材の選び方から調理法まで、他の店とは格が違う。
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最新鋭のAIは、過去のどのシステムとも格が違う処理能力を持っている。
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