盒
盒
名詞
標準
文例 · 用例
彼等は、函詰、百八十盒でトンズル一文半(日本の金で約九厘)を取った。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
これこんなに弾薬も持たされとるし、(彼はずっしりした弾薬盒をゆすぶって見せた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
……」 飯盒にわけられた、つめたい飯をかきこんだ。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
でくの坊のように、銃をかつぎ、背に、飯盒をつけた背嚢を喰いつかせて歩いていた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
」 だが、しばらくすると浜田は、米が這入った飯盒から、折り畳んだものを出してきた。
— 黒島傳治 『前哨』 青空文庫
お昼すぎ、飯盒で炊いた飯を食い、コック上りの吉田が豚肉でこしらえてよこしたハムを罐切りナイフで切って食った。
— 黒島傳治 『前哨』 青空文庫
中隊長は、前哨に送った部下の偵察隊が、××の歩哨と、馴れ/\しく話し合い、飯盒で焚いた飯を分け、相手から、粟の饅頭を貰い、全く、仲間となってしまっているのを発見して、真紅になった。
— 黒島傳治 『前哨』 青空文庫
銃も、背嚢も、実弾の這入っている弾薬盒も浦潮まで持って行くだけであとは必要がなくなるのだ。
— 黒島傳治 『氷河』 青空文庫