波型
なみがた
名詞-の形容詞
標準
corrugated
文例 · 用例
窓の外の堀川の水へ夕栄えが映り、その反射がまた二階の天井へ射返して明るい波型が止め度もなく揺れております。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
空は一面に波型の残った砂浜のように、明暗の雲をだんだらに並べたまゝ、ちょっとも動きません。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
陸の上に丸い波型に起伏する土丘のサルポセルカ、それに湛えられる大小無数の沼湖、雪原と大森林と渓谷と瀑流。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
向う正面の坂を、一頭だけ取り残されたように登って行く白地に紫の波型入りのハマザクラを見ると、寺田の表情はますます歪んで行った。
— 織田作之助 『競馬』 青空文庫
白地に紫の波型がぐいぐいと距離を詰めて行く。
— 織田作之助 『競馬』 青空文庫
せいぜい四|吋ばかりの波型の幌飾りが四方を取りまわして、その幌飾りの縁が青で、それが八月の微風に涼しげにそよいでいた。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
それでもまだ私と庄亮とは諦めがつかないので、真岡に上ると、市内見物の道すがら、縁の青い波型の飾りをそよがした例の簡素な幌馬車をリリリンリンリンで、最寄りの自動車屋をあちこちと探し廻ったものだ。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
例へば奴は自分ばかりが、そんなにのろのろと草を喰んだり水を呑んだりしてゐるので、私も謀らぬ酔のために喉の乾きに駆られるので、鞍から降りようとすると、直ぐにその気合ひを悟つて、突然ピーンと後脚で跳ねあがつて、メリゴウラウンドの木馬のやうな波型で飛び出したりするので、私は降りる機会さへも見出せなかつた。
— 「吾が昆虫採集記」の一節 『夜見の巻』 青空文庫
作例 · 標準
工事現場の囲いには、丈夫な波型のトタン板が使われている。
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お菓子の表面に波型の模様をつけることで、サクサクとした食感が増している。
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「この波型のデザイン、モダンでかっこいいけど掃除が大変そうだね」
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