競い
きそい
名詞頻度ランク #35338 · 青空 11 例
標準
competition
文例 · 用例
他と競いごころを起すこの自分は一体何だろう。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
それにつれて、幼ない競い心も除かれました。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
貧しい者の悲しみや、露骨なみにくい競いや、諂いをこれ事としている人間を見て大きくなった。
— 黒島傳治 『海賊と遍路』 青空文庫
近頃になっては、昭和五年に世界各国は金禁止に伴って関税障壁を競い出した。
— 岡本かの子 『娘』 青空文庫
」 懸賞金百円の沙汰即日四方に喧伝して、土地の男女老若を問わず、我先にこの財を獲んと競い起ち、手に手に鎌を取りて、へいげん門外の雑草を刈り始めぬ。
— 泉鏡花 『金時計』 青空文庫
往昔、兵馬|倥※武門勇を競い、風流まったく廃せられし時と雖も、ひとり茶道のみは残りて存し、よく英雄の心をやわらげ、昨日は仇讐相視るの間も茶道の徳に依りて今日は兄弟相親むの交りを致せしもの少しとせずとやら聞及申候。
— 太宰治 『不審庵』 青空文庫
パンが無くなっても、酒が足りなくなっても、花だけは、花だけは、どこの花屋さんの店頭を見ても、いっぱい、いっぱい、紅、黄、白、紫の色を競い咲き驕っているではないか。
— 太宰治 『新郎』 青空文庫
秋の花は春のと違って、艶を競い、美を誇る心が無いから、日向より蔭に、昼より夜、日よりも月に風情があって、あわれが深く、趣が浅いのである。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
作例 · 標準
村の若者たちが重い石を持ち上げて力自慢をする、昔ながらの「競い」が今年も行われた。
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ゴール直前の激しい競いを制したのは、ダークホースと呼ばれていた無名の新人選手だった。
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華やかな衣装を競い合う舞踏会の会場には、国中の名士たちが集まっていた。
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