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人知れず

ひとしれず
表現副詞頻度ランク #33412 · 青空 0
1
標準
secretly
文例 · 用例
そうして球技場の眩しい日照の下に、人知れず悩む思いを秘めた白衣のヒロインの姿が描出されるのである。
寺田寅彦 映画雑感6 青空文庫
雪枝も嬉しそうに、T「其処で 人知れず親子の 対面なされたら……」 「ウンウン」と老人。
山中貞雄 中村仲蔵 青空文庫
また世の蔭にひそんで人知れず自己の作品を書き努める無名の作家、雜誌への投書を樂しむつつましき文藝愛好者、そこにもそれぞれに懷しく、忘れ難い處女作の思ひ出は隱れてゐることであらう。
南部修太郎 處女作の思ひ出 青空文庫
さう云ふ中で、人知れずあせつたりぐれたりしながら、東へ走り西へ飛ぶ。
南部修太郎 探偵小説の魅力 青空文庫
耕一君が前夜のお通夜の疲れを近所の知己の家で休めてゐるといふ話を聞きながら、人知れず胸の迫るやうな氣持だつた。
南部修太郎 日曜日から日曜日まで 青空文庫
親戚の家にあった為永春水の「春色梅暦春告鳥」という危険な書物の一部を、禁断の木の実のごとく人知れず味わったこともあった。
寺田寅彦 科学と文学 青空文庫
人知れず失恋していたのだ」 位のことはおしまいに言うかも知れぬ。
夢野久作 線路 青空文庫
そして何とも言えない嬉しさがこみ上げて来て人知れずハンケチで涙を拭いたよ真実に!
国木田独歩 牛肉と馬鈴薯 青空文庫
作例 · 標準
彼は毎朝、公園のゴミ拾いを人知れず続けている徳の高い人だ。
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誰にも言えない悩みを抱え、彼女は夜な夜な人知れず枕を濡らしていた。
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その古い寺の裏庭には、人知れずひっそりと美しい花が咲いていた。
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