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古今無類

ここんむるい
名詞
1
標準
best ever
文例 · 用例
』成程古今無類の卓説である。
石川啄木 雲は天才である 青空文庫
「私さる者から、昨日古今無類の名酒を貰ひ受けましたから、上覧に供へようと存じまして、唯今これへ持参いたしました。
大正六(一九一七)年 茶話 青空文庫
古今無類といふか、珍らしいものぢやの。
大正六(一九一七)年 茶話 青空文庫
今日しも満天下の常識屋どもの胆っ玉をデングリ返してくれんがために、突然の自殺を思い立たるその序に、古今無類の遺言書を発表して、これを読む奴と、書いた奴のドチラが馬鹿か、気違いか、真剣の勝負を決すべく、一筆見参仕るもの……吾と思わむ常識屋は、眉に唾して出で会い候え候え……。
夢野久作 ドグラ・マグラ 青空文庫
殊にその心理遺伝のあらわれ方の奇抜なことは、真に、お負けなしの古今無類で、現代の所謂常識や科学知識の如何なる虎の巻を引くり返して来ても到底歯が立ちそうにない。
夢野久作 ドグラ・マグラ 青空文庫
呉青秀が痴呆状態に陥ったものとすれば、自分が古今無類の馬鹿者であった、当もない忠義立てのために最愛の妻を犬死にさせた……という事を、義妹の芬女の説明でハッキリ思い当った刹那に、茫然自失してからの事であろう。
夢野久作 ドグラ・マグラ 青空文庫
「判官としては、古今無類の仁じゃが、政治の妙機は判らぬでのう。
直木三十五 大岡越前の独立 青空文庫
中幕の両優を「天下無類、古今無類」といふ四字にて済せ、片市と松助の涎くりと三助とを評せしは大利口なり。
三木竹二 両座の「山門」評 青空文庫
作例 · 標準
昨夜のボクシングの試合は、古今無類と言っても過言ではない熱戦だった。
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この地域から出土した土器の文様は、古今無類の特徴を備えている。
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彼の書く小説の文体は、古今無類の鋭さと美しさを併せ持っている。
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