首をくくる
くびをくくる
表現動詞-五段-ラ行
標準
to hang oneself
文例 · 用例
この地獄からのがれるための最後の手段、これが失敗したら、あとはもう首をくくるばかりだ、という神の存在を賭けるほどの決意を以て、自分は、故郷の父あてに長い手紙を書いて、自分の実情一さいを(女の事は、さすがに書けませんでしたが)告白する事にしました。
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫
」「どうして首をくくるなんていう面倒なやり方で人殺しをするんです?
— THE RESIDENT PATIENT 『患者兼同居人』 青空文庫
…… 首をくくる事、第一。
— 泉鏡花 『河伯令嬢』 青空文庫
けれども、首をくくるのに、目隠をするのは可訝しい。
— 泉鏡花 『甲乙』 青空文庫
――自分の知ってるさる男が、失恋の結果、世の中がいやになって、とうとう自殺をしようと決心したが、海もいや川もいや、噴火口はなおいや、首をくくるのはもっともいやというわけで、やむをえず短銃を買ってきた。
— 夏目漱石 『三四郎』 青空文庫
「ねえこんな影ぼう子ばっかり大きくうつる黒い部屋の中に居ると変な気持がしますねえ、 私の髪の毛がゾロゾロとぬけて行きそうな――「私の首をくくる繩を握った大っきなものがひそんで居る様な―― ねえ。
— 宮本百合子 『千世子(三)』 青空文庫
長い遺書を私やその他の友人にも書き、それを懐にして部屋を出ると、林の中を歩き廻り、立派な枝振りの木を見つけると早速首をくくる用意をした。
— 北條民雄 『戯画』 青空文庫
前作の首をくくる時よりは彼の悲願がずつと深められた不気味なものに進んでゐるのだ。
— ――「文芸」の作品批評に関聯して―― 『悲願に就て』 青空文庫
作例 · 標準
借金の取り立てに追いつめられた男が、古い倉庫の梁に縄をかけて首をくくろうとしていた。
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「こんな恥をさらすくらいなら、いっそ首をくくるか自害してやる」と彼は涙ながらに訴えた。
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村の言い伝えによれば、その大きな樫の木で、昔恋に破れた娘が首をくくったという。
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