扶壁
ふへき
名詞
標準
parapet
文例 · 用例
城壁の周囲三十支那里、磚瓦をもって畳み重ね、壁の上には半町ごとに厳しい扶壁が作られている。
— 国枝史郎 『沙漠の古都』 青空文庫
長髪賊の乱の時初めて備えられた大砲が、扶壁に残ってはいるけれど、ほとんど使用に堪えないまでに青黒く砲身が錆びている。
— 国枝史郎 『沙漠の古都』 青空文庫
五分ほどのぼると、扶壁のついた暗い入口に行きあたった。
— 久生十蘭 『泡沫の記』 青空文庫
国まもる寺のゆくすゑ照さなむ万代ふへきこれのともし火大正十一年歳次壬戌十一日箒庵 高橋義雄撰并書
— 北大路魯山人 『高橋箒庵氏の書道観』 青空文庫
陸上にては使用者之を荷ひ、水上にては使用者是に乘る、誠に輕便なる物と云ふへきなり。
— 坪井正五郎 『コロボックル風俗考』 青空文庫
作例 · 標準
城の扶壁の上から、兵士たちが眼下に広がる敵陣を鋭く監視していた。
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彼は橋の扶壁に寄りかかり、夕焼けに染まる川面をぼんやりと眺めていた。
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その展望台は、安全のために胸の高さほどの頑丈な扶壁で囲われている。
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標準
buttress
作例 · 標準
ゴシック様式の大聖堂は、その高い壁を支えるための壮麗な飛び扶壁が特徴的だ。
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その古い教会の外壁には、建物の崩壊を防ぐために後から扶壁が付け加えられていた。
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巨大なダムの設計では、凄まじい水圧に耐えるための扶壁の計算が最も重要となる。
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