泥川
どろかわ
名詞
標準
文例 · 用例
鷹狩たちが遠くから、松を離れて、その曠野を、黒雲の走る下に、泥川のように流れてくるに従って、追手の風の横吹。
— 泉鏡花 『天守物語』 青空文庫
「植村は」「田端にいよる」 私は、田端の、小杉未醒氏の所の近く、泥川沿いの戸叶という家の離れに、藤堂と二人で自炊していた。
— 直木三十五 『死までを語る』 青空文庫
その時分の大川端、中洲の三叉は月の名所で、これまた泥川の濁流ではない。
— 長谷川時雨 『大川ばた』 青空文庫
あの底深い泥川の、藻草の間に、仰向けになって、足先はだらりと水中に垂れ、両腕は捩れたように痙攣し、胸と腹は水ぶくれにふくらみ、縞柄も分らぬほど汚れた衣服が肌にからみつき、口を開き眼も半眼に開いてる顔には、鏝で縮らした毛髪が乱れ被さっている。
— 豊島与志雄 『田園の幻』 青空文庫
そして、泥川のと違ひ、鱗に胡麻班など付いてなくて、青白い銀色の光り、そりやア美しいです。
— 石井研堂 『元日の釣』 青空文庫
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泥川(どろかわ)は、長野県北佐久郡軽井沢町を流れる川で、信濃川水系の一級河川。
出典: 泥川 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0