幻辞.com

海酸漿

うみほおずき
名詞
1
標準
文例 · 用例
丹波鬼灯、海酸漿は手水鉢の傍、大きな百日紅の樹の下に風船屋などと、よき所に陣を敷いたが、鳥居外のは、気まぐれに山から出て来た、もの売で。
泉鏡花 茸の舞姫 青空文庫
海酸漿のようにふっくらとしていて、髪の間から見える膚の色がきれいである。
野分 源氏物語 青空文庫
かと思ふと海酸漿を鳴らす音がする。
三島霜川 平民の娘 青空文庫
お庄は薄暗くなった溝際にしゃがんで、海酸漿を鳴らしていた。
徳田秋声 足迹 青空文庫