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自然発火

しぜんはっか
名詞
1
標準
spontaneous combustion
文例 · 用例
燐寸の自然発火と、外函の両側に膠着された硝子粉のため、焼き爛らした指頭には、黒い垢じみた繃帯を巻いていた。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
古来行われた幾多の革新は、こうした行詰まりを打開し救うべく、そのドン底状態から爆発した一種の自然発火的自爆作用に他ならないので、しかもその結果は、そうした人類の趣味の退化?
夢野久作 甲賀三郎氏に答う 青空文庫
山林の自然発火から学んで、めいめいの小舎の炉ばたにまでもちきたされるようになった火というもの、文明の源泉を人間が掌握したおどろきとよろこびを、プロメシウスの物語は力づよく語っている。
宮本百合子 いのちのある智慧 青空文庫
……吾輩の研究の中心となっている稀代の美少年と、絶世の美少女との変態性慾に関する破天荒の怪実験が、ドンナ学理の原則に支配されて、ドンナ風に緊張し、白熱化しつつ、実験者たる吾輩の全生涯を粉砕すべく爆発しかけて来たかという、その自然発火の裏面のカラクリが、次第次第に手に取る如く判明して来るんだから……。
夢野久作 ドグラ・マグラ 青空文庫
もうあと三十分もすれば、チーア卿は後悔するだろう」「と申しますと……」「あの五十三種の書類はあと約三十分すれば、自然発火するんじゃ」「自然発火
――金博士シリーズ・11―― 共軛回転弾 青空文庫
したが、一旦他へ搬ばれ温度と湿度と気圧が違ってくると、一定時間の後には用紙が変質して自然発火するのじゃ。
――金博士シリーズ・11―― 共軛回転弾 青空文庫
有毒な蒸気――自然発火――長期の腐敗にともなうガス圧の上昇――数限りない現象のいずれもが原因となりうるのだ。
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 闇をさまようもの 青空文庫
所見では、自然発火じゃなさそうで、僕も同意見です。
The Nether Millstone 煉獄 青空文庫
作例 · 標準
湿った藁や油を染み込ませた布は、自然発火の危険性がある。
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工場では、自然発火を防ぐために、可燃物の保管方法に細心の注意を払っている。
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夏の高温多湿な時期には、自然発火の事故が増える傾向がある。
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ウィキペディア

自然発火(しぜんはっか)とは、人為的など他から火を付けることなく出火する現象のこと。火事の原因として少なくない要因として挙げられている。発火理論として自然発火が起きる条件はFK理論で扱われる。人が取り扱う発火性物質については消防法で厳密に規定されている。(危険物取扱者)

出典: 自然発火 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0