渋皮のむけた女
しぶかわのむけたおんな
表現名詞
標準
urbane and good-looking woman
文例 · 用例
お糸は年も若し、渋皮のむけた女ですから、お此は何とかしてこれを遠ざけて、男を自分ひとりの物にしようと内心ひそかに牙をみがいているうちに、外国の軍艦が品川へ乗り込んで来て、イギリスが一艘、アメリカが一艘、いずれも錨をおろしました。
— 妖狐伝 『半七捕物帳』 青空文庫
夏休みがきたから、故郷の海で水浴に耽り、一気に神経衰弱を退治してやらうと思つて勇ましく帰省したのに、丁度家には親戚の娘が来てゐて、この娘に附き添つてきた女中が渋皮のむけた女で淫奔名題のしたゝか者であつた。
— 坂口安吾 『二十一』 青空文庫
お竹はちょッと渋皮のむけた女だ。
— 坂口安吾 『人生案内』 青空文庫
夏休みがきたから、故郷の海で水浴に耽り、一気に神経衰弱を退治してやろうと思って勇ましく帰省したのに、丁度家には親戚の娘が来ていて、この娘に附き添ってきた女中が渋皮のむけた女で淫奔名題のしたたか者であった。
— 坂口安吾 『二十一』 青空文庫
ちょッと渋皮のむけた女。
— 坂口安吾 『山の神殺人』 青空文庫
サヨは渋皮のむけた女であった。
— 坂口安吾 『犯人』 青空文庫
すこし渋皮のむけた女教員がゐると、むやみに俸給を上げろなんておつしやるのは、あれやどうかと思ひますね。
— 四幕と声のみの一場よりなる喜劇 『速水女塾』 青空文庫
ちょッと渋皮のむけた女であった。
— その五 万引家族 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は、まさに渋皮のむけた女という表現がぴったりだ。
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年齢を重ねるごとに、渋皮のむけた女のような落ち着いた美しさを身につけていった。
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若い頃の華やかさとは違う、渋皮のむけた女の魅力が、彼の心を捉えた。
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