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前ほど

まえほど
表現
1
標準
to the previous extent
文例 · 用例
また森林に入ってからは、途は前ほどに均らされておらず、木の根岩角は、旧道のおもかげを存して古のお中道が、断絶された凧の糸のように、頭上に懸かっているのが指さされる。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
そして時たま友|達なんかとどこともない球突塲で突いてはみるが、以前ほど面白くない、持|點も百|點は少々|無理になつてまあ八十|點といふ處になつてしまつた。
南部修太郎 文壇球突物語 青空文庫
そんな打ち明け話があってから、芹川さんと私との間は、以前ほど、しっくり行かなくなって、女の子って変なものですね、誰か間に男の人がひとりはいると、それまでどんなに親しくつき合っていたっても、颯っと態度が鹿爪らしくなって、まるで、よそよそしくなってしまうものです。
太宰治 誰も知らぬ 青空文庫
どんな猛烈な事を頭に浮べて見ても、それには前ほどな充実した真実味が漂つてゐなくなつた。
有島武郎 An Incident 青空文庫
遊里へ入る前ほど彼の気持を厳粛にし反省深くするときはなかった。
岡本かの子 とと屋禅譚 青空文庫
銀子は休業届を出し、ずっと退いていたので、栗栖は座敷では逢うこともできなかったが、銀子も少し気の引けるところもあって、前ほどちょいちょい来はしなかった。
徳田秋声 縮図 青空文庫
いずれにもせよ、僕には、もう蹴球部に対して、以前ほどの情熱が無いのだ。
太宰治 正義と微笑 青空文庫
前ほど仕合せな奴は無い。
―――三幕 冬の花火 青空文庫
作例 · 標準
今日のテストは、前ほど難しく感じなかったのは勉強した成果だろうか。
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退院後の経過は順調だが、まだ体力は前ほど戻っていない。
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街の活気は戻りつつあるが、前ほど遅い時間まで営業する店は少なくなった。
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