敬慎
けいしん
名詞
標準
文例 · 用例
」「平素敬慎の心を以て万事を裁量しつつ、しかも事を行うには大まかでありたいと思います。
— 下村湖人 『論語物語』 青空文庫
仲弓は、孔子がこの言葉によって、彼に「敬慎」と「寛恕」の二徳を教えたものと解して、「きっとご教訓を守り通します。
— 下村湖人 『論語物語』 青空文庫
仁に立脚して知を研き、詩と楽とを愛して調和に生き、敬慎事に当り、勇断事を処し、剛毅正を守る底の万世の師が、たまたま周代の衣を着、周代の粟を食み、周代の事を憂え、周代の事に当ったが故に、周代の色を帯びたまでのことなのである。
— 下村湖人 『現代訳論語』 青空文庫
第二に上に仕えて敬慎である。
— 下村湖人 『現代訳論語』 青空文庫
――「日常あくまでも敬慎の心を以て万事を裁量しつつ、政治の実際にあたっては、大まかな態度で人民に臨む、これが為政の要道ではありますまいか。
— 下村湖人 『現代訳論語』 青空文庫
本堂、敬慎院というのは、これより南へ、七、八町ばかり、そこは正月だけに、信徒が身延ごしにちらほら登り、誦経の声、梵鐘の響も絶えぬものから、雪の山路を踏み分けて、ここ奥之院まで詣る殊勝人は、至って稀。
— 中村清太郎 『ある偃松の独白』 青空文庫