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戯え

そばえ
名詞
1
標準
文例 · 用例
が、人の香を慕ったか、そばえて幽霊を噛みちらし、まつわり振った、そのままで、裾を曳いて、ずるずると寄って来るのに、はらはらと、慌しく踵を返すと、坂を落ち下りるほどの間さえなく、帯腰へ疾く附着いて、ぶるりと触るは、髪か、顔か。
泉鏡花 怨霊借用 青空文庫
ちらほら梅の咲きそうな裏庭へ出て、冷い頸元にそばえる軽い風に吹かれていると、お島は荐に都の空が恋しく想出された。
徳田秋声 あらくれ 青空文庫
ハゴジャ 東京では「猫じゃらし」といっているえのころ草を、越後の西頸城郡ではネコソバエ、三河の東加茂郡でも同様に猫そばえといっている。
野草雑記 野草雑記・野鳥雑記 青空文庫