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自他共に

じたともに
表現
1
標準
(by) both oneself and others
文例 · 用例
斯るときに於てはじめて芸術は人類に必需で、自他共に恵沢を与えられる仁術となる。
岡本かの子 巴里のむす子へ 青空文庫
如何にも自他共に實際は然樣で有らう。
幸田露伴 努力論 青空文庫
之を自己一人にて飮み盡せば、醉を得るに足り、他人と共に之を飮めば、自他共に醉を得るに足らずといふ場合に際して、自己一人にて之を飮み盡して、同座又は同寓の人に頒ち與へざるのは、福を專らにするのである。
幸田露伴 努力論 青空文庫
わたくしは、自宅の敷居を跨いでから今が今まで出来ることなら破綻も小さい範囲にとどめ、自他共になるべく手負い人を出さないことにして先へ生活を流して行き度いと心がけていたのですけれど、さすが半月あまり吹き曝されて来た山河の広い風は、わたくしの心の戸障子を吹き外ずさしたものと見えます。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
がかつて右翼陣営の言論人として自他共に許し、さかんに御用論説の筆を取っていた新聞の論説委員がにわかに自由主義の看板をかついで、恥としない現象も、不愉快であった。
織田作之助 終戦前後 青空文庫
しかも、彼を脅かす東国の諸豪相次いで世を去つたので、彼の天下一統は必ず近きにあり、と自他共に信じてゐたが、測らずも、十七年間重用し来つた家臣光秀のために、京都本能寺に於て、弑せられた。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
いかにも自他共に実際はそうであろう。
幸田露伴 努力論(現代訳) 青空文庫
一瓶の佳酒が有ると仮定する、之を自分一人で飲み尽せば酔いを得るに足り、他人と共に之を飲めば自他共に酔いを得るに足りないという場合に際して、自分一人で之を飲み尽して、同座又は同寓の人に分かち与えないのは、福を専にするのである。
幸田露伴 努力論(現代訳) 青空文庫
作例 · 標準
この成果は、自他共に認める素晴らしいものだ。
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彼女の努力は、自他共に賞賛に値する。
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そのアイデアは、自他共に感銘を受けた。
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自他共に(じたともに) — 幻辞.com