大宮司
だいぐうじ
名詞
標準
high priest of a great shrine
文例 · 用例
父親は太郎からそれを聞いて、「他よりあらわれなば、この家をも絶されん、祖の為子孫の為には、不孝の子一人|惜からじ、明は訴え出でよ」と云って大宮司の許へ訴えさした。
— 雷峯怪蹟 『蛇性の婬』 青空文庫
大宮司の許へ来て盗人の詮議をしていた助の君文室広之は、武士十人ばかりをやって豊雄を捕えさした。
— 雷峯怪蹟 『蛇性の婬』 青空文庫
季忠は此時二十七歳であったが、信長あわれんでその子孫を熱田の大宮司になしたと云う。
— 菊池寛 『桶狭間合戦』 青空文庫
社のついでにいうが、私の家の持主の味酒神社は大山祇の神を祭ったもので、久しい以前から唯一神道でいて、社は皆|檜皮葺、神官も大宮司と称して位も持っており、その下にも神官が数々居て、いずれも一家を構えて住んでいた。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
私はよくこの大宮司の内へも遊びに行った。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
ある日大宮司の内で遊んでいた時、私のそばにそこの長男が居た。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
大宮司は従五位上肥後守といっていたが、藩の士に対しては卑下していた。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
この大宮司へは国学者などがよく来たもので、ある時長く逗留して何か調べ物をしている人があった。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
作例 · 標準
伊勢神宮の大宮司は、日本の精神的な支柱としての役割を担っている。
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毎年、新年の祈祷は大宮司によって厳かに行われる。
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彼は長年の修行を経て、ついに由緒ある神社の次期大宮司に指名された。
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