径六
けいろく
名詞
標準
文例 · 用例
直径六フィート、高さ六十フィートの鋼鉄製の大砲を作り、その中でアセチリンその他の瓦斯を爆発させ空気に劇動を起させる趣向だという。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
木は一坪に一本位の割でその大さも径六七寸位のもののみであろう。
— 夏目漱石 『幻影の盾』 青空文庫
ナポレオンの腹の上では、今や田虫の版図は径六寸を越して拡っていた。
— 直木三十五 『大衆文芸作法』 青空文庫
六 ナポレオンの腹の上では、今や田虫の版図は径六寸を越して拡っていた。
— 横光利一 『ナポレオンと田虫』 青空文庫
そうしてもし人間がその床を切り取って巣の外に持ち出し、適当な場所に置いておくならば、直径六インチぐらいの大きな菌ができるが、蟻はそんなに大きな菌は好まぬので、小さなつぼみができるとすぐにそれを切り取って大きくはせぬということである。
— 河上肇 『貧乏物語』 青空文庫
それから、方三四百フィートもある、大きな部屋を借りて、そこに、私の舞台として、直径六十フィートばかりのテーブルを置きました。
— GULLIVER'S TRAVELS 『ガリバー旅行記』 青空文庫
そこで、丸太河岸の材木屋を尋ねて見ると、栃の木の良材はあるにはあるが、何分にも出し場が悪いので、買い入れを躊躇しているのですが、材木はすこぶる立派で、直径六尺から七尺位のものがある。
— 栃の木で老猿を彫ったはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
直径六、七尺のものを長さ六尺ずつ二つに切り、それを縦に二つに割ったのです。
— 栃の木で老猿を彫ったはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫