人泣かせ
ひとなかせ
形容動詞名詞
標準
annoyance
文例 · 用例
重兵衛 飛んでもねえ主人泣かせだな。
— 岡本綺堂 『影』 青空文庫
李中行 今もそれを云っていたのだが、だんだん貧乏人泣かせの世の中になるばかりだ。
— 岡本綺堂 『青蛙神』 青空文庫
まったく人泣かせだ。
— 夏目漱石 『三四郎』 青空文庫
ちゃんとした名まえがあるのに、わざとこんな人泣かせをしなくたってもいいじゃござんせんか。
— 卒塔婆を祭った米びつ 『右門捕物帖』 青空文庫
女も何人泣かせたかわかりやしねえ。
— 田山花袋 『ある僧の奇蹟』 青空文庫
ほんとうに人泣かせだ」 この北風にさからって江戸川橋の方角から、押し合うように身を摺り付けて歩いて来たのは、二人の中間である。
— 白蝶怪 『半七捕物帳』 青空文庫
「私のような商売をしている人間には、雨位、人泣かせのものはありません。
— 芥川龍之介 『仙人』 青空文庫
開基は伝教大師さ」「あんな所へ寺を建てたって、人泣かせだ、不便で仕方がありゃしない。
— 夏目漱石 『虞美人草』 青空文庫
作例 · 標準
彼の怠惰な態度は、周りの人泣かせ(ひとなかせ)だ。
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この甘えん坊な猫は、可愛くて人泣かせ(ひとなかせ)でもある。
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「あらあら、こんなに手間をかけさせて、まったく人泣かせ(ひとなかせ)なんだから!」
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