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殺陣師

たてし
名詞
1
標準
sword fight scene choreographer
文例 · 用例
この立廻りに就て、どうも本職の殺陣師が無いとイケないと成つて、柳浪の友人二宮某の知つてゐる坂東甚五郎(後に市川九字蔵)といふのを頼んで来た。
江見水蔭 硯友社と文士劇 青空文庫
騎兵ゆき過ぎんとして、後なる馬上の、年若き人、言葉に力を入れ『……に候間至急、「至急」という二字は必ず加えざるべからず』と言うや、前なる騎兵、『無論、無論……』と答えつ、青年の耳たてし時は二騎の姿すでに木立ちにかくれて笑う声のみ高く聞こえたり。
国木田独歩 わかれ 青空文庫
仰々しく馬車を走らして往来を妨げんは、老人の娑婆塞と後指指されんも憂たてし、髪切払いて仏に仕うる身の徒歩歩こそ相応けれ、つまりは腕車も不用なれど、家名に対してそうもならねば、止むことを得ず三吉の健脚を労するだに心苦しく思すとなむ。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
」「ところで、はい、あのさ、石彫の大え糸枠の上へ、がっしりと、立派なお堂を据えて戸をあけたてしますだね、その中へこの……」 お米は着流しのお太鼓で、まことに優に立っている。
泉鏡花 縷紅新草 青空文庫
会堂に掛けたる『スツヂイ』二つ三つ、値段好く売れたる暁には、われらは七星われらは十傑、われらは十二使徒と擅に見たてしてのわれぼめ。
森鴎外 うたかたの記 青空文庫
室は紙障子引きたてしのみにて雨戸ひくということもせず戸の後鎖することもせざる、さすがに御神の御稜威ありがたしと心に浸みて嬉しくおぼえ、胸の海浪おだやかに夢の湊に入る。
幸田露伴 知々夫紀行 青空文庫
退屈なせせこましい顔の若い女が淫奔な足音をたてしづかな!
詩集(1)初期詩篇 小熊秀雄全集-2 青空文庫
留魂碑をこゝにたてし時は、恰も旱魃に際せしが、石碑運び出さるゝに及びて大に雨ふり、建つる時にも大にふりて、農民雀躍して相喜べり、雲中に龍の姿さへあらはれたりなど、書きしるす。
大町桂月 南洲留魂祠 青空文庫
作例 · 標準
殺陣師の巧みな演出によって、時代劇のクライマックスシーンが迫力満点のアクションに仕上がった。
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若手俳優たちは、殺陣師から刀の抜き方や足の運び方を厳しく指導され、稽古に励んでいる。
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舞台裏では殺陣師が、安全に配慮しながらも見た目が美しく派手な立ち回りを構成している。
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