そこへ持ってきて
そこへもってきて
表現
標準
what is worse
文例 · 用例
そこへ持ってきて、高い炉口に上っている梯子は薄暗く、上にゃ職工が一人きゃいないで、こいつが小さい車を押してあっちへ行ったりこっちへ行ったりしている。
— 海野十三 『深夜の市長』 青空文庫
そこへ持ってきて、倍音以外にもう一つ、鐘鳴器の音に異常なものがあったからだよ。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
尤も我が米軍の警戒も、完全にやっているせいもあるが、そこへ持ってきて、此の海戦地点たるや日本の海岸を去る七百キロという近さじゃ。
— 海野十三 『空襲葬送曲』 青空文庫
そこへ持ってきて、大あゆなるものが東京人士には珍しい。
— 北大路魯山人 『インチキ鮎』 青空文庫
そこへ持ってきて当の三遊派の家元で圓朝取り立ての師匠たる二代目圓生が、双手を挙げてその打倒論へと賛意を表した。
— 正岡容 『小説 圓朝』 青空文庫
そこへ持ってきて、武士の生活にようやく落着きと余裕ができかけているから、ちょっぴり風流気もまじって、多勢集まって刀を捻くって、たがいに鑑定眼を誇りあうことが流行る。
— 林不忘 『寛永相合傘』 青空文庫
そこへ持ってきて、若松屋惣七にも、何やかや用事ができてきて予定どおり二人の女のあとを追って旅に出るわけにはいかなくなったので、その旨をしたためた書状を持って、ただちに金剛寺坂から飛脚が飛んで、おせい様と歌子を追いかけた。
— 林不忘 『巷説享保図絵』 青空文庫
そこへ持ってきて村方一同が命の綱と頼みまする荒地沼地開墾の新田に竿入れ仰せつけられる段おふれでごぜましたので、そうなればこのあたり百姓何千何万と申す者が、かつえて死なねばならぬ始末、それで私ども兄きなんど、この由御願い出て見ようでねえかと寄り寄り相談していたばっかりでごぜます。
— 三好十郎 『斬られの仙太』 青空文庫
作例 · 標準
雨で道はぬかるみ、そこへ持ってきて強風に見舞われた。
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締め切りが迫っているのにデータは消え、そこへ持ってきてパソコンが故障した。
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体調が悪い上に熱まで出て、そこへ持ってきて仕事のミスが見つかった。
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