賭け碁
かけご
名詞
標準
playing go for stakes
文例 · 用例
田舎碁打じゃアあるまいし、賭け碁で江戸の天狗連を総ナメの甚八が、この筋を見落すとは!
— その七 石の下 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
何かあるんじゃないかな」 と、そこは生馬の目をぬく賭け碁の大家甚八、鋭い眼力で、なんとなく怪しい気配を感づいた。
— その七 石の下 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
こいつァいけねえと思いついて、邸内の人間を相手にせずに、散歩のフリをして村人から事情をきいて廻ったのはさすがに賭け碁の名人。
— その七 石の下 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
甚八も賭け碁で一生きたえあげた眼力、人生表裏に相当徹しているツモリであるが、こうワケがわからなくては、ハイ、わかりません、で引ッこむわけに行くものではない。
— その七 石の下 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
僧侶をあいてに天皇が、賭け碁をしたりしておいでになる。
— 吉川英治 『天皇と競馬』 青空文庫
僧侶をあひてに天皇が、賭け碁をしたりしておいでになる。
— 吉川英治 『折々の記』 青空文庫
」のかけごえのみ盛大の、里見、島崎などの姓名によりて代表せられる老作家たちの剣術先生的硬直を避けた。
— 太宰治 『HUMAN LOST』 青空文庫
「なんださか、こんなさか、なんださか、こんなさか」 元気の好いかけごえばかりで、汽缶車はなかなか進めないのです。
— 竹久夢二 『玩具の汽缶車』 青空文庫
作例 · 標準
昔の碁会所の隅では、わずかな小銭を賭けた賭け碁が常連客の間で密かに行われていたという。
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「おい、この一局に今日の昼飯を賭けないか?」と誘われ、冗談半分で賭け碁が始まった。
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真剣勝負の賭け碁に負けた男は、代金が払えず、愛用の碁盤を質に入れなければならなかった。
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