角盆
かくぼん
名詞
標準
square tray
文例 · 用例
お邪魔でしょう、退ります」「今日は素直ね……せっかく来たんだから、じゃ、五十雄さんに、夕食を持っていらっしゃい」 そういって、食器の載ったアルミの角盆をおしてよこした。
— 久生十蘭 『我が家の楽園』 青空文庫
片木作りの角盆」とあるから、あまり上等なものではなさそうである。
— 柴田宵曲 『古句を観る』 青空文庫
その他茶筒、茶入などは型を用いて作られ、硯箱、角盆などは板を素地とします。
— 柳宗悦 『手仕事の日本』 青空文庫
とにかくぼんやりしてはゐられない、勉強することだ。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
どこかくぼんだ穴の中におちこんでほえているのじゃなかろうか」「ほえているのは、こっちの方角だが、どこなんでしょう」 玉太郎は沼のむこう岸をさした。
— 海野十三 『恐竜島』 青空文庫
とにかくぼんやりと気のついたとき、僕はしきりに口から水を吐いていた。
— 海野十三 『海底都市』 青空文庫
たいした変り方もなく続いている間は、そう云う事があると承知していながら、人間はとかくぼんやりと見過ごすだけである。
— 石原純 『雨粒』 青空文庫
作例 · 標準
旅館の仲居さんが、朱塗りの角盆に載せた温かいお茶とお菓子を客室まで運んできてくれた。
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「お正月のお屠蘇セットを用意するから、戸棚の奥にある漆塗りの角盆を出してくれる?」
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祖母は来客があると、いつも使い込まれた木の角盆で手作りの漬物を出してもてなしてくれた。
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